ライブハウスは人で溢れていた、ハウスの中にいる観客はみんな私達に釘付けだ

今、私は興奮してる、観客のみんな私達のファンだって、さっきスタッフの人に聞いたからよ

ああ……堪らない……

我慢できないわ……

私達の淫らなまでの愛を見せつけたくて堪らない……

私の飢えた唇は……

 

義弟の唇にいやらしく口づけた……

義弟の舌が感じる……

私の飢えた心と身体に潤いを感じる……

 

ライブもヒートアップしてきた……

まだよ……

まだ……こんな事でみんな昇天しないで……

私達の歌はスイッチが入ったばっかりよ……!

私達の愛を聴いて頂戴!



義弟と体の関係を始めたのは母さんが義父さんと再婚してから半年くらい、私が17の頃だ

義弟は顔立ちが良く、小動物のような可愛さで性格もそんな感じだった

そんな可愛い義弟に私はいやらしい目で見ていた、義弟を虐めたくて虐めたくて仕方なかった

そんなある日、お母さんが同窓会で泊まり、義父さんも出張だった

私の中の淫乱な獣が呼び覚ましていた……



義弟は眠っていた、 

その日義弟は部活で相当張り切っていたんだろうか、帰ってくるなりお風呂に入り眠ってしまった

 

私はその雰囲気に興奮してしまった……

 

私は、義弟の布団に潜り込み義弟に抱き付いた



どうだろう……

 

女性の肌に馴れていない男性はすぐに反応した……

 

すかさず今度は耳に愛撫した……

 

すると義弟のいやらしくそそる鳴き声が聞こえてくるじゃない……

 

私は義弟自身を掴み、耳元で囁いた……




ねえ、毎日見てたんでしょう?私の事……

一緒に暮らしてから感じていた、義弟の可愛らしい視線が……

まるで女湯に覗こうとする子供のような視線が……



>>第二話